2014年12月12日金曜日

ロストレガシーレジェンドに紛れ込んだ

ロストレガシー


 ”プレイヤーは、かつて強大な科学力を誇った古代人の“失われた遺産”を求め、この物語に身を投じます。限られた手札と情報の中、様々な協力者の力を借りてゲームの勝利を目指しましょう!
 本ゲームは、遊ぶ際にカードの構成を変化させることで、毎回異なる冒険を楽しむことができます。数多の組み合わせの中から、あなただけの物語を紡ぎ出してください。”


有限会社ワンドローさまのHPより抜粋

 

ロストレガシーレジェンド


『ロストレガシー』であり『ロストレガシー』であらず! 
全く新しい独立型の新規ゲームが8本収録!

 プレイヤーは、かつて強大な科学力を誇った古代人の“失われた遺産”を求め、この物語に身を投じます。限られた手札と情報の中、様々な協力者の力を借りてゲームの勝利を目指しましょう!

 この『ロストレガシー レジェンド』は、16枚のカードを使ったカードゲームです。そして、異なる16枚のセット(一部32枚)が8セット収録されている集合体の商品となりま す。各セットを異なるデザイナーが担当することで、それぞれが独特のメカニクス・勝利条件・プレイ感覚を持った全く新しい8つのゲームが体験できます。こ の1箱で遊べる新機軸のコンセプトを、ぜひお楽しみください!”



有限会社ワンドローさまのHPより抜粋




 
私(まこと)がロストレガシーのバリエーションを持ち込んだことを話させて頂きます。

ロストレガシーは、
ワンドローさんが制作されている最低16枚で遊べるカードゲームです。
 
カナイさんのラブレターからの流れをくむミニマルなゲームです。

私はこのゲームがとても好きです。
 
そんな私はある時こんな企画の話を耳にします。
 
 
「あなたが考えたロストレガシーを募集します。」
 
 
何処で耳にしたのか皆目見当もつきませんが、素晴らしい企画です。
 
直ぐに!プロトタイプを作成し応募しました!



プロトタイプを応募したあと、直ぐにワンドロー様からお返事がありました。
 
 
「どういうゲームか全く分からないから、来て直接説明して下さい。」
 
 
そういった内容です。
 
(嘘です。なんとなく面白そうかもしれないので来てください。
ぐらいのニュアンスだったと記憶しています。確か)
 

私は、「ワンドロー本社に行ける!」と言う喜びで頭が一杯でした。
 
しかし出来るだけ分かりやすく伝えるために、
友人に協力してもらい何度かテストプレイを繰り返しました。

そしてワンドロー様の本社で自分の作ったロストレガシーを説明させて頂きました。
 
ありがたいことに、
 
 
「いけるんじゃないか?」
 
 
とのお言葉を頂きました。
 
これは嬉しい!
 
 
当然ですが、このままでは出せません。
まだまだアラがあったのです。

このアラをワンドローさんと話し合ったり、
独自にテストプレイをしたりして削ぎ落として行きました。
驚くことに他のロストレガシーを作ってらっしゃるデザイナー諸氏に
アドバイスを頂くこともありました。

どこまで書いていいのか不明ですが
この時点ですでに幾つかのロストレガシーが出来上がっていました。

そのロストレガシーをプレイした時に思ったのは、
 
 
「ロストレガシーとは何だったのか!?」
 
 
ということです。
私が携わった「偽典」というセットは、
5番の遺産ではなく遺跡の中身を当てるというセットです。

自分の中では、結構無茶なルールにしたかな?と思っていました。
実際、前提としているルールを無視しているわけですから無茶といえば無茶なのですが。
それより何より、他の方のロストレガシーがすごかったのです。

詳しくはレジェンドをプレイして下さい。
 
「手に入らないよ!」って方は、私を遊びに誘って下さい。
 
 
 
 
さて、話を戻します。
アドバイスを下さるデザイナーの方々が作られたロストレガシーが、
あまりにもロストレガシーだっけ?というゲームだったので
意外にもスタンダードよりなゲームになる調整を行っていったのです。
 
 そんなこんなでアラを削ぎ落としいまの形に持って行くことが出来ました。
 
最終最後は、カナイさんと木皿儀さん、Junさんにテストプレイをしていただきながら
カード効果をフィックスさせていただきました。
 
 
 
さて
アラを削ぎ落としたあとは、フレーバーやストーリーが必要になってきます。
 
はじめの段階では、
 
  • 遺産が偽物
  • 謎めいた宗教観や世界観
  • ロストレガシー世界の宗教

みたいな感じでした。

この随分あやふやな内容が
 

 ”遥か昔に神が書き残したとされる経典を教えの根源とする教団があった。
だが、長い時間のなかでその経典は失われ、教団には腐敗がはびこり始めた。
教主は偽りの経典をでっち上げ、教えを自分の都合の良いように改変しようとしている。
真実に気付いたその弟子は、真の経典を見つけ出し、正しい教えを取り戻せるだろうか。”
 
 
というストーリーになったのです。
これらのストーリーやフレーバーは全て
 
 
 
カナイさんに考えてもらいました!!!!



つまりですね。
いわゆる、アレです。



丸投げ




はい。

絵のイメージなども杉浦のぼるさんに丸投げです。


なんということでしょう。


実質、原案を考えただけで
 
 
  • カード効果の修正
  • カードデザイン
  • ストーリー及びフレーバー
  • キャラクターイラスト
  • ルールマニュアル


これら一切をお任せした形になってしまいました。

これは申し訳ない。


そのお陰でとても楽しいゲームが作れたと思っています。


ロストレガシーレジェンドについては、
書くことが付きないのですがこの辺で記事を終えさせて頂きます。
(書き出すとカードの数字の話や、カード枚数、絵の点数など面白くなっちゃうので)
 
 
最後に

こんなにも素晴らしい企画に参加させてくださった(有)ワンドロー様。
そして一緒に参加しているデザイナーの方々に感謝を。
 
ありがとうございます。
 
ロストレガシーレジェンドは8つの面白いゲームが詰まった不思議な企画です。
自分に合ったセットが1つ以上見つかるはずです。
 
全部プレイして、好みのセットを探して下さい。

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